ストーリー 第17話「帰路」
トルフィンたちの囮作戦に気が付いた蛇が、今まさに脱出しようとしていたガルザルとアルネイズたちの前に姿を現す。
この場で蛇と闘える者は一人だけ。トルフィンは初めて、闘いたくない相手との対峙を迫られる。
客人たちがガルザルの捜索を強化する中、エイナルはアルネイズたちに力を貸すことに決め、トルフィンも迷いながらも協力することにしたが……(公式サイトから引用)
MALでの17話の評価
redditの反応 487
トルケルやアシェラッドと戦ったトルフィンが言うんだから、今までで一番早い相手は凄い誉め言葉だね。
純粋な力ではトルケルが圧倒しそうだし、アシェラッドはもっとバランスがよさそうな戦士だけど。
redditの反応 331
トルフィンの一番の強みがスピードであることも考慮すべき。
今までは彼の速さに匹敵する相手と戦ったことがなかったんだろう。
とはいえいくら蛇が早いと言っても、ダガー2本と殺意があればトルフィンが明らかに勝ってた。素手でいくつも有効打を与えていたし。
redditの反応 662
お互いが歴戦の戦士であると認めるシーンは素晴らしい。
redditの反応 166
ついに蛇が自分の出自を口にしたね。
やっぱり依然誰かが感想スレで指摘した様に、彼は東ローマ帝国に仕えていたっぽい。
redditの反応 102
蛇たちは犯罪者だったから名前を捨てて軍に入ったのか、それとも軍でやらかしたから名前を捨てて隠れることになったのか…。
蛇は一番ミステリアスなキャラクターだし、今ある断片的な情報でも面白いから、彼についてのOVAとか出てほしい。
redditの反応 76
Miklagardはバイキングたちの言葉でビザンチウムのコンスタンティノープルのこと。
蛇が元ヴァラング親衛隊の一員であった説の裏付けがまた増えた。
redditの反応 301
素晴らしい戦いだったな。お互いが驚いて相手を尊敬するのが好き。
元から蛇が好きだったけど、部下の命は金の問題じゃないというセリフでもっと好きになった。
トルフィンは特によくわかってるよな。気まずさを感じてしまうのも無理はない。
Man このショーは本当に私の琴線に触れてくれるよ。
ガルザルとアルネイズの息子との過去、そしてガルザルの後悔、そしてそのあとの息子との再会は本当に涙腺に来た。
間違いなく、ヴィンランドサガ2期が私のアニメオブザシーズン。
redditの反応 438
これ以上悪い展開になるはずないって?
みんな見て!ケティルが帰ってきたよ!
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redditの反応 71
クヌートが来るのか…。
失われた愛やら楽土のためやら神のお告げやらなんでもいいけど、結果そこに生きる友や家族たちを皆殺しにするんだろう?
redditの反応 681
正直、かなり不細工な赤ん坊だった。巨人のデザインにはあってる。
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redditの反応 292
全ての赤ん坊は不細工なものだよ。lol
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redditの反応 123
アニメのほとんどの赤子はあんな風に描かれていない。
この作画と麦の作画。それだけでMappagaが素晴らしいのがわかる。
redditの反応 448
アルネイズはガルザルが死ぬのをわかっていて、彼が少なくとも幸せの中で死ねるようにうそをついた
さらに悲しいのが、最後の瞬間ガルザルはアルネイズが自分の決断を悲しく思っていたことにようやく気づいたことだね。
redditの反応 253
蛇も救ったし、アルネイズがこのエピソードのMVP.
redditの反応 131
彼女は彼女と家族の運命を受け入れたように見えた。
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redditの反応 93
状況を完全に受け入れて、ただ耐えることを選んだみたいに見えたな…。
redditの反応 73
Bro 私は最後の3分間泣きじゃくっていた。
アニメでこんなに泣くことになるとは思わなかったよ。
redditの反応 376
今期の最初のシーンをこのエピソードにつなげるこのシリーズの素晴らしさよ。
オープニングおかげでさらに良くなった。
再びの圧倒的シネマ。とても感情的なエピソード。かかわった人すべてが素晴らしい仕事をした。
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redditの反応 107
ガルザルのアニメデビューは実は2期1話だったのか lmao
redditの反応 200
泣きそうになった。アルネイズから自ら離れていく自分を見るガルザルのシーン。
このシーズンを見れて幸せだ。キャラクターの発展が素晴らしい。
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redditの反応 77
泣きそう?二人が馬車に乗り込んでからずっと大泣きだったよ。
いったん一時停止しなければならなかった lol
redditの反応 263
予告でちょっとネタバレされた感があったが、素晴らしい出来だったね。
今まで見てきたあらゆるメディアの作品の中でも、最もくすんだエピソードの一つ。
今のアニメの多くが奴隷をただのフェチ化してるけど、これが現実だ。
かつての自分を見ているだけの無力なガルザルのシーンは、インターステラー思い出したよ。
redditの反応 117
うそはつけない。このエピソードは苦しいほどだった。
二人のことはあまり知らないはずなのに、状況を思うと世界の残酷さに泣いてしまう。
荷車に並んで座っているところは本当に重く、戦闘シーンは賭けているものの大きさゆえかとても緊張感があった。
ヴィンランドサガはとてもエキサイティング。だが、とても悲しい。
MALの反応
なんてこった。悲しすぎるエピソード。:(
かわいそうなアルネイズ。
MALの反応
アニメオリジナルコンテンツでガルザルの死がよりインパクトのあるものになった。
MALの反応
ワオ。間違いなくこのシリーズのベストエピソードの一つ。
引用:reddit, MAL
MALスコアは8.69。
前半も後半もとても絶賛されていました。演出などもとても評価されていた印象です。
やっぱりガルザルとアルネイズに同情している人が多かったですね。不憫すぎます。
コメント
戦闘シーンかっこよすぎた……。トルフィンと蛇の戦いでまさに見たいものがそこにあった。
>今のアニメの多くが奴隷をただのフェチ化してるけど、これが現実だ。
なろう原作アニメな……
揃いも揃って美少女で獣人でご主人様に尽くすやつね。
普段はそれくらい嫌とまでは思わないけど、ここまで言う人がいる事実に恥ずかしく思った。
分かる。フェチとは言い得て妙。
軽く楽しむエンタメも悪くはないけど、やっぱりこういう重くて深く考えられる作品も支持されてほしい。
ミクラガルズ編をアニオリで作ってくれてもいいのよ?
原作だとエピソードタイトルが「帰れないふたり」だったのに対して、アニメでは「家路」
ガルザルの魂には少しでも救いがあったのだと思いたい
映画グラディエーターのラストシーン思い出した。
家族の仇を討った主人公が、今際の際に夢の中で懐かしい家に戻る。
かつての恋人であり、主君の忘れ形見でもある皇女が、その最期を看取りながら「家に帰った…」って呟く場面。
どっちも理不尽に家族と自由を奪われ、どっちも死によって喪ったものを取り戻す。
哀しいけど美しいシーンだった。
そして最後にゆっくりと馬車のアルネイズを取り囲んでゆく騎手達の不穏さよ…。
全編通して本当に映画みたいだった。MAPPAの作画と演出に脱帽。
ブランクあって素手で蛇と戦えるのすごいわ。
蛇ってなんだかんだ部下思いな部類の人間なんだなの改めて思った。
蛇は首しめられて死ぬとか
あんまカッコイイ最後じゃなかったな
死んでない死んでない
内心「はよ池谷」と思った俺は心が汚かった
しかしガルザル登場してそんなに描写も多くなかったはずなのに
他のアニメのキャラの最後よりエモく感じたのは魅せ方なんかねぇ、すごいわ
蛇の言うように農場警備してて殺された手下たちと、
犯人のガルザルの命の扱いの差がヒデーと思った
それはもちろんそうなんだが
どっちに肩入れするかだし、そりゃ家族や大事な人を擁護したいのは人の情として責めれない。法律でだって犯罪者匿っても親族なら免罪される場合もあるし。
それがある意味ほとんどの人間の愛の限界でもあるとは思う。
でも蛇がそれを考えさせる演出は良かった。
例え家族であっても贔屓せず邪魔するものは容赦なく殺すクヌートは真の愛の体現者というわけだな
つーかさ、命に価値が有るように感じてるのは教育と洗脳の賜物や
逆の教育と洗脳を受けてる時代やから愛とか関係なく命が軽いんやで
作者は時代の割りに命を重く書いてるけどな
殺された人たちにも大事な人たちがいてそれぞれにとって価値が違うから争いが起きるわけだ
俺の同胞は大事だがお前らは俺にとって大事じゃない、だからお前らを殺して奪うし俺の同胞を殺されたら怒る
そういう価値観から脱してお互いに殺さないようにしようねっていう価値観に醸成されていく過程の時代だったんだよ
それは本当に難しいところ。
人によって感じ方は様々だと思う。
殺された蛇の子分は無法者で、過去に色んな悪さをしてきただろうし、戯れに人を殺めた奴もいるだろう。
一方のガルザルは家族思いの真人間だったのに村の将来を思って戦に参加した結果、奴隷になってしまった。
酷い扱いを受け、家族に会いたい一心で逃亡を計るが、その過程で殺人を犯してしまった……
勿論、人を殺さず逃げられればよかったんだろうが、あの状況じゃ難しいわな。
「奴隷なんだからおとなしく飼われてろ」と思う人がいるかも知れんが、奴隷は犯罪者じゃないからねぇ。劇中で爺さんも言ってたが。
服役してるわけじゃないから「脱走=罪」とは言えない。
まあ結局はどっちに感情移入できるかって話になるな。
あと過去の回想シーンでガルザルがアルネイズと出会う前に
決闘して男を殺しているから、ガルザルも現代の価値観で見たら
聖人じゃないとアニメスタッフからのメッセージも感じたかな
何というか「因果応報」をガルザルで伝えている気がした
決闘で殺した相手の血が付いた手で我が子を抱くシーンなんて象徴的だな。
日本の戦国時代もそんな感じだが、人の命が軽いというか殺したり殺されたりが当たり前だった世界。
そこだよな
あと戦国時代もそうだけど、ヴァイキングの時代を
現代の価値観で批判するのも個人的にはどうかと思う
手下たちは無抵抗に殺されたわけじゃない
ガルザルを自分の手でとらえようと戦いを挑んだ結果殺された人達
蛇が距離をとれ監視するだけで良いと言ったのも甘く見て無視した結果
現代社会でも、狂人は専門家に任せろ、刺激せず距離をとれと思うシーンはよくあるが、それをわからない輩が怪我をして悲劇を増大させる。悪いが同情できないんだよな
蛇の理屈や動機は分かるが、それでも、そもそも奴隷という立場があまりにも理不尽なんだよね。
目の前で夫を殺されるのはアルネイズが悲しすぎるし、非情と感じた。
まあ中でもアルネイズにちょっと情けをかけたために殺された客人は気の毒だった。
キツネみたいな残酷な子悪党はどうでもよいけど。
赤ん坊の顔をDisっているけど、子供は成長して可愛くなるんだぜ
まあ中にはケティルの息子トールギルのようになってしまうけど
やっぱアルネイズ達の赤ちゃんは殺されたんだろうなぁと思うと悲しい
最後、天国で子供とお父さん会えてたみたいだけど
死んだと明言されてなかった息子とあの世で再開したシーンは悲しかったな……
現代価値観で語るならガルザルも元から殺人者よ。腕の立つ剣士になる以上実戦経験もあるだろうし略奪は戦士の通常業務みたいな時代だ。負けて落ちて失ってようやく最期に自分が何してたか気付きかけてたけど、トルフィンみたいに奪う側の後悔までは至ってない。自分でふっかけた戦で負けて子供失って奴隷になり、プライド手放せず暴走して元妻を巻き込み、関わったもの全員を不幸にして、それを全て不運のせいにできるほど業の浅い人間には見えんので特に感動も同情も感じれないわ。
富の為にガルザルは戦争に参加したわけだから若干自業自得感があるけど突然襲われて奴隷にされる世界でもあって結局人や富を略奪したもの勝ちな世界がよくないのかな
現在日本は社畜とかいうけど転職の自由はあるわけで
>結局人や富を略奪したもの勝ちな世界がよくないのかな
まさしくそれな。
ただ、トルフィンが以前、15話でエイナルに語っていたけど、トルフィン達ノルドの民(ヴァイキング)の文化圏は、その略奪して奪える能力がある者こそが正義であり、社会的に尊敬されるという伝統を持った世界だったという事なのな。なんでそんな鬼畜な慣習が常態化した文化圏になったかというと、結局の所、土地があまりにも寒くて痩せていて、そこで確保できる食料・資源のリソースがあまりにも限られていたから。そういった背景の元で培われてきたのだから、当の本人達からすれば当たり前の常識に過ぎないんだよ。
むしろそこに疑問を抱いたトルフィンやトールズの方が異端なのだ。
しかし、この時代以降、ヴァイキングは実際に歴史から消滅していく。血脈が途絶えたのではなくて、その慣習がすたれていったって事。その要因のひとつは、間違いなくキリスト教の完全な浸透とそれに伴う彼ら自身の意識の変化なんだけど。ノルドの常識から異端の先へと踏み出した【最初の一人】が間違いなくいたはずだと。
その模索が新王国樹立だったり、未知への新天地移住だったり。
ヴィンランド・サガって究極の所、そういうお話。
ヴァイキングがなぜ略奪を辞めたのかは「北欧の経済発展」が原因だと思う。
例えば16~17世紀の絶対王政のヨーロッパ諸国では海賊を私掠船にした。
その時代、ほとんどのヨーロッパ諸国がキリスト教化されているはずなのに。
未だに海賊が現れるのは「そっちの方が儲かる」「そういう仕事しかできない」
人々が横行していた可能性が高い。現代でもソマリアで海賊が消えないのはそれ。
なので北欧諸国が経済発展し、略奪しなくても貿易だけで生活できる国民が
増えた結果、ヴァイキングは消えていった。一方でイギリスや南欧では海賊を
やる者が残り続け、17世紀も活動していたのは経済的な問題があったから。
なので意識の変化やキリスト教の影響はあんまり関係ないかな。そもそも
キリスト教信じている連中が十字軍みたいな行動を起こした事例もあるしね。
最後のアズネイルの「おかえりなさい」が沁みた・・・。
名前間違えた・・・^^;